2014年5月9日金曜日

気が付けばGWは終わってた…

寒かったり暑かったりしながら、いつの間にやら春ですね。

春の生ぬるさ大好きです。

今年は何年振りかに、東京でGWを過ごしました。毎年GWは福岡へ行っていたのですが、今年はずっと東京。これも悪くないですね。結構私の予定通り進んで、5日の日はゴルフもできました。考えてみれば、半年ぶりののゴルフ!楽しかったですね~~!!最後のドライバーは私なりに気持ち良かった~!!本当に遊ぶのは、いつでも楽しいです。

人間は楽しむために生まれてくるに違いない。なんて思っていたその朝、来ましたね、地震。
あれは何とも怖いです。何をしていても現実に呼び戻される瞬間ですね。いつか来るいつか大きいやつが来る、そう思って生活をしている東京人。それに比べて、めったに地震のないタイ何ぞ、マジのんきです。それに地震なんておそらく知らないイギリス人。実に落ち着いています。当たり前ですよね。ずっと宙を旅してたって、現実に引き戻されないんだから!!やはり日本人の本性は、この地震にあるような気がします。長いタームでものを考えられず、矢継ぎ早に済ませてしまう。そりゃ~、仕方ないですよ。何を言われても、日本人て…の言い訳になってしまうような気がします。

良い政治ができないのは地震があるから…これも一理あるんじゃないでしょうか!?

そうそう、これもGWの最初の方でしたが、五反田のゆうぽーとにタンゴのコンサート見に行きました。もともとは川井郁子さんがタンゴを踊るというので、それを見に行ったのですが、彼女は本当に素晴らしいバイオリンとタンゴをちょっと見せてくれました。でもスタイルがいいというのは素晴らしい事ですね。あの足の長さ、それだけでも素晴らしいです。それにやっぱりバイオリン。これはたまらないです。あの音にどこかに連れて行かれちゃうんですね。音楽てなんて素敵なんでしょう。もし人間の世の中に言語がなく、すべて絵と音楽でコミュニケーションをとらなくてはならないとしたら…おそらく戦争や殺し合いなんてなかったと思います。でもそうすると字がないから、文学というものはなくなりますね。それもちょっと淋しいな。いや~、でもあのタンゴダンサーたちの足の上がり方!半端じゃないです。楽しくそして無性に悲しい…そんなメロディーに2時間ばかり、すっかり翻弄されてしまいました。まるで人生みたいなメロディー、恋に破れ、恋に打ち勝つダンサーたち。何とも良い時間を過ごすことができました。

そういえば4月にも何回かブログを書いていました。でもなんだかいつも途中で終わっていたのです。あの素晴らしい映画。「世界の果ての通学路」その映画も私にとっては5つ星の大おすすめムービー。アフリカ、インド、アルゼンチン、アラブの子供たちが何時間もかけてまったく膨大な自然の地を踏みしめながら学校へ通うのです。特にアフリカ、インドとアルゼンチンの子達の姿は記憶から消えることはないでしょう。アフリカなんて、あの何もない木もない大地を4時間もかけて歩いて行くんですよ。信じられないことばかりが彼らの日常なんです。決して相手に見つかってはならない像の群れ、そしてキリンの群れなどがところどころにいて、それをちゃんと高台で発見しながら学校へ急いで歩いていくお兄ちゃんと妹の姿は、とても日常とは思えませんでした。1年に1回ならまだしも、それが毎日?!とても耐えられないですね。お兄ちゃんを130%信じている妹。そして学校に行ってその日は旗を揚げなきゃならないお兄ちゃん。ここにある信頼。そして車いすなんて呼べないくらいポンコツの車いすに乗って、学校へ弟二人と通学するお兄ちゃんの姿。そして弟たちの姿。そこにも確実な兄弟愛。果てしない、南アメリカの大地を馬に乗り、通学する兄と妹。台詞も別になく、でも存在するのは彼らの普段の姿。人間の姿。それも「勉強」をしにわざわざ2時間も4時間もかけて危険を犯しながらも通学するのその姿なのです。

私もストレスとか言いながら、夜中に目が覚めるなんてふざけたことを言っていたのがウソのようにこの映画を見てからすっかり熟睡できるようになりました。

現実を直視することの大切さ、でも宙を旅する楽しさ、人間の両側面かもしれませんね。

GWの思い出話でした。